2012年5月1日火曜日

大倉満さんに聞く「異常気象」その3

大倉満さんに聞く「異常気象」その3


「異常気象」といわれると、台風や洪水、干ばつなどを思い浮かべます。
ですが、私達の身近なところでも異常気象は起きています。
毎年のように続く猛暑と暖冬ですが、「たまたまでしょう?」などと思っていては大変です。
猛暑や暖冬も十分に異常気象なのです。
では、この猛暑や暖冬も含めた異常気象の原因とは何なのでしょうか?
また、対策を立てることはできるのでしょうか?大倉満と一緒に考えていきましょう。


~温度1度で変わってしまう生態系~

気温が1度違うと、距離が100km違います。
もし、気温が1度上がったとしたら、緯度が100km下がったのと一緒なのです。
ですから、東京は100年で5度気温が上がっています。
なので、今の東京の温度は100年前の鹿児島の南端と同じ気温なのです。
人間にとっての気温の1度や2度程度、上がったり下がったりしても大して生活などに困りもしません大変でもありません。
しかし、植物やその他の生物にとって、1度の違いというのはとても重要なものなのです。

大倉満と考えて見ましょう、あなたの住んでいる地域から100kmほど離れても気候が全く同じだと思いますか?
また、気温が上がれば今までは生息していなかった生物が現れるだけでなく、病原菌も同時に現れるといえます。
気温の変化がもし山に及んだ場合には、1度違えば高度は100mも違います。
つまりは、2000mで育っていた高山植物が、気温が3度上がってしまった場合に、
2300mもの高度があるところでないと育たないということです。
これは完全に、地域の生態系が変わってしまいますね。




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